「そこで働く意義」を伝えられていますか?魅力はありますか?

2021年01月11日

 

株式会社L100の代表をしている藤井です。

 

今回は、新卒を採用できないと悩む企業さんに対して「そこで働く意義を伝えられていますか?そして、その意義にみんなは共感していますか?」という問いかけをしたいと思います。

 

求人サイトに掲載しているのに、新卒からの応募が全然来ないと悩む企業さんは多いです。

 

その結果、大手求人サイトにて、検索上位に掲載するための「オプション」を追加購入したりと、余計な費用をかける必要がある。

 

また新卒を採用できたとしても、3年以内の離職率が3割と言われる現状、多くの新卒がすぐに辞めてしまう事態も頻繁に起きてしまいます。

 

私は新卒で1年働いた後に、就活専門ブログを立ち上げました。

就活ブログを書く中、人材業界への理解を深め、求人サイトに掲載されている求人を見て思うことがあります。

 

いやいや、こんな募集要項じゃ誰も応募しないだろ」と。

 

若者のモチベーションは「お金」だけじゃない

 

これまで数百人の就活生と話してきました。

その中で感じることは、モチベーションの変化です。

 

日本が経済発展を遂げている昔は、「お金」に対して強いモチベーションを持つ人が多かったと聞きます。

持ち家を持ち、高級車を買うことが共通した成功イメージだったと。

 

しかし、現在の若者は「草食系」が増えたと言われるほどに、お金や成功へのモチベーションに固執している人は少ないんですよね。

価値観が多様化している。

 

加えて、私はこの価値観の多様性の要因を「もう日本が発展しきったことにより共通目標を失ったから」と考えています。

 

全国民が一致団結して、日本の経済発展を盛り上げていた期間は、まさに高校生の文化祭のように、仕事にモチベーションを感じられていたのだと思います。

 

なぜなら「すべての仕事、すべての会社が経済発展に貢献している」という実感があったから。

クラス全員の目標が「文化祭を成功させる」と共通しているから、それぞれの仕事にモチベーション高くのぞめていた。

 

でも今、若者はこのように感じています。

この会社って、世の中に本当に必要なの?」と。

 

実際、僕自身も不要な会社が多すぎるのではないかと感じています。

 

その会社が提供する付加価値が全くない、競合他社のB社と全く同じことをしている会社に存在価値はあるのか?と若者は漠然と思っています。

 

その会社で働く「意義」が明確かつ、それに本人が納得できる会社に若者は集まる

 

ここまでの話を整理します。

若者のモチベーションはお金などの待遇だけに左右されないのが現代です。

 

じゃあ具体的にどんな会社に若者はモチベーションを感じることができるのか?

 

「日本の経済発展」という全国民の共通目標を失った現在、必要なのは「その会社ごとの目標(つまり意義)」と「その意義の魅力」だと私は思います。

 

例えば、仕事内容がテレアポだろうが、そのテレアポ業務を通して、「誰にどう貢献できるのか、その結果どんな素敵な未来に繋がるのか」が明確化されており、そこに魅力を感じることができれば、そのテレアポ業務に対してモチベーション高く働くことができます。

 

それができていない状況のテレアポ業務はどうなるか?

 

「ただ生きるために必要な稼ぎを得るための労働」になりますよ。

 

そんなモチベーションが全くない仕事は今後、更に淘汰されていくことは間違いありません。

 

ベーシックインカムが導入され、「ただ生きるために必要な稼ぎ」がもらえるようになったら1秒で辞めるでしょう。

 

会社によってはそういった意義をしっかり伝えているところもあります。

 

しかし、それだけではなく「本人がその意義に納得しているか?魅力を感じているか?」が最も重要なんですよね。

 

その会社で働く意義が見えない会社は論外だとして、社員が魅力を感じない意義を提示している会社に人は集まりません。

 

魅力を感じるような意義を明確化し、それに共感してくれる人材を集めること」それが採用戦略の基本になるのだと私は考えています。

 

その会社で働く意義を明確化し、共感してもらうこと

 

私は事業を通じて、「1人でも多くの人が楽しく過ごせる世界」を実現したいと考えています。

 

会社名である「L100」は、「Life Is Only Once(人生は1度きり)」の頭文字を取っており、人生は1度しかないのだから“人生の幸せの総量”を増やそうよという想いを込めています。

 

1947年に労働基準法が制定され、「8時間勤務」が一般化しました。

 

今は2021年であり、それから74年が経過しています。

この74年間に急激なIT化で、仕事は効率化されました。ロボットも普及しました。

 

それなのに8時間勤務は全く変わっていないし、しかもその8時間を74年前よりもイヤイヤ働いているってどういう状況!?と個人的に思っています。

 

だからこそ、私は「その会社で働く意義が明確化されており、更にはその意義に魅力を感じる会社」のみを手助けし、世の中がそんな会社ばかりになればと考えています。

 

「どんな求人サイトに掲載するか?」「どんな会社に人材紹介を頼むか?」そんな表面上の採用戦略は、今回話した意義とその魅力に比べれば、本当に小さな問題です。

 

長期的に見れば、まず意義をはっきりさせ、それに魅力を感じてもらうこと。そんな事業を行うことこそ、本質的で価値のある作業なのだと私は思います。

 

採用戦略の基礎としての私の考えを今回はお伝えさせて頂きました。

 

少しでも貴社の採用戦略、そして意義を見直す機会になれば嬉しい限りです。

 

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